マーケティング
広告やSNSを始める前に、少しだけ立ち止まって決めておくことがあります。この準備があるかどうかで、施策の無駄は大きく変わります。
この記事のポイント
- 1追いかける数字を一つに決める
- 2届けたい相手を具体的に思い浮かべる
- 3選ばれる理由を、お客様の言葉で集める
「とりあえず広告を出してみよう」「SNSくらいは始めておこう」。集客の相談で、こうした言葉をよく耳にします。動き出すこと自体は大切ですが、準備をしないまま始めると、うまくいったのか、いかなかったのかの判断すらできなくなりがちです。
ここでは、施策を選ぶ前に決めておきたい三つのことを紹介します。どれも、特別なツールや知識がなくても今日から考えられるものです。
1. 追いかける数字を一つに決める
「売上を上げたい」という目標は大切ですが、売上はさまざまな要因で動くため、どの施策が効いたのかを見分けにくい数字です。まずは問い合わせ数、来店数、予約数など、施策と結びつけやすい数字を一つ決めておきます。
数字が決まると、広告を出すべきか、SNSを続けるべきか、サイトを直すべきかの判断がしやすくなります。毎月同じ形で記録しておくだけでも、施策の良し悪しを冷静に比べられるようになります。
- 問い合わせ数(電話・フォーム・メール)
- 来店数・予約数
- 資料請求数・見積り依頼数
2. 届けたい相手を具体的に思い浮かべる
「誰にでも来てほしい」という気持ちは自然なものですが、誰にでも向けたメッセージは、結果として誰の心にも残りにくくなります。
いま来ているお客様の中で、もっと増えてほしいのはどんな方でしょうか。年代や地域だけでなく、どんな場面で困っていて、何をきっかけに探し始めるのかまで思い浮かべると、使う媒体や伝える言葉が自然に決まってきます。
3. 選ばれる理由を、お客様の言葉で集める
お客様が競合ではなく自社を選んだ理由を、実際の言葉で集めてみてください。既存のお客様への簡単な聞き取り、口コミ、問い合わせのメールの文面などが手がかりになります。
社内で考えた強みと、お客様が感じている魅力は、意外と違うことがあります。広告の見出しやサイトの最初の一文は、お客様の言葉から作るのがいちばんの近道です。
準備ができたら、小さく始める
三つが決まったら、少額・短期間のテストから始めます。期間と予算の上限、判断の基準を先に決めておけば、結果を見て続けるか、やめるかを迷わずに決められます。
どこから考えればよいか分からない場合は、ヒアリングで一緒に整理するところからお手伝いします。
自社の場合はどうすればよいか、一緒に整理しませんか。
記事の内容を自社に当てはめるとどうなるか、ヒアリングでうかがいながら一緒に考えます。課題がまとまっていなくても大丈夫です。
